賃貸アパートやマンションを探していると「プロパンガスはやめとけ」と言われること、ありますよね。ネット上のレビューや体験談でも「高い」「やばい」といった声が多く、プロパンガスに対して不安を感じている方も少なくありません。
一方で、実際にプロパンガスを使ってみると「思ったより快適」「災害時に強くて安心」という声もあります。料金だけでなく、災害時の復旧スピードや導入のしやすさなど、プロパンガスならではのメリットもあるのです。
この記事では、賃貸でプロパンガスを選ぶとどうなるのか、都市ガスとの違いや実際の料金、後悔しないためのチェックポイントをわかりやすく解説します。私自身の体験談や、4人家族でエネピを使ってガス代を大きく節約できたレビューも交えながら、プロパンガスの本当の姿に迫っていきます。
この記事を読むとわかること
- 賃貸で「プロパンガスはやめとけ」と言われる理由
- 都市ガスとプロパンガスのメリット・デメリット比較
- 一人暮らし・ファミリー別の光熱費の目安と節約術
- プロパンでも後悔しないための選び方と対策
プロパンガスはやめとけと言われる理由
プロパンガス(LPガス)は、ネットや口コミで「やめとけ」とよく言われます。その一番大きな理由は 料金が都市ガスに比べて高くなりやすい からです。特に賃貸では、入居者が自由にガス会社を選べないため「高いのに仕方なく使うしかない」という状況が生まれがちです。
ここでは、賃貸でプロパンガスを選ぶときに知っておくべきポイントを整理していきます。
賃貸でプロパンガスしかない場合の注意点
地方や郊外の物件では、都市ガスのインフラが整っておらず、そもそもプロパンガスしか選べない ケースも多いです。この場合、家賃が安めに設定されていることが多いですが、月々のガス代が高くなるとトータルでは損になることもあります。
- 家賃が安い → ガス代が高い
- 家賃が高い → 都市ガス対応で光熱費が安い
このように、「家賃+光熱費」の合計で判断すること が重要です。
賃貸でプロパンガスが高いと言われるワケ
プロパンガスは、ボンベを配送して交換する仕組みのため、どうしても 輸送コストや人件費が上乗せ されます。さらに、賃貸物件ではオーナーとガス会社が契約を結び、設備設置費用をガス代に上乗せして回収するケースも少なくありません。
そのため入居者は、実際の相場より割高な料金を払っていることが多いのです。
実際の声
- 「思ったより光熱費が高くてびっくりした」
- 「冬のシャワー代が家計を圧迫する」
こうした口コミが「やめとけ」というイメージにつながっています。
プロパンガスのデメリットしかないは本当?
「デメリットしかない」と言われることもありますが、それはやや極端です。確かに都市ガスより料金は高めですが、災害時の復旧スピードは都市ガスより早い といった強みもあります。
たとえば、2011年の東日本大震災では、都市ガスは完全復旧まで約1か月以上かかりましたが、プロパンガスはボンベを交換するだけで早期に利用を再開できたケースもありました。
つまり、賃貸では料金のデメリットが目立ちやすい ため「やめとけ」と言われがちですが、プロパン自体が悪いわけではありません。
プロパンガスはやばいと感じる瞬間とは
実際にプロパンガスを使っていて「やばい」と感じる瞬間は、冬のガス代請求が届いたとき です。特にお風呂やシャワーを毎日使う家庭では、月2万円を超えることも珍しくありません。
例:
- 一人暮らし → 冬でも月6,000〜9,000円程度
- 4人家族 → 冬は月20,000円超も
こうした請求額の高さが「やばい」という声につながっています。
ただし、前述の通り「家賃が安い」「災害に強い」といった背景を含めて総合的に考えることが大切です。
プロパンガスはやめとけ?比較で見える真実
「プロパンガスはやめとけ」と言われる背景には、やはり都市ガスとの比較があります。ここでは、料金だけでなく、供給方法や災害時の強さなども含めて両者を整理してみましょう。
都市ガスとプロパンガスは変わらない?
まず前提として、調理やお湯を沸かす性能そのものはほとんど変わりません。火力も十分で、普段の使い勝手に差はないのです。違いが出るのは以下のような点です。
項目 | 都市ガス | プロパンガス(LPガス) |
---|---|---|
主成分 | メタン | プロパン・ブタン |
供給方式 | 地中のガス管 | ボンベを配送・設置 |
初期導入費用 | 高い(ガス管工事が必要) | 安い(ボンベ設置のみ) |
ランニングコスト | 安い | 高め(都市ガスの約1.7倍が目安) |
災害時の復旧 | 遅い(地中管の点検が必要) | 早い(ボンベを交換すれば可) |
対応エリア | 都市部中心 | 全国どこでも可 |
このように、都市ガス=安い、プロパン=高い というのは事実ですが、利便性や復旧スピードではプロパンが優れている面もあります。
気に入った物件がプロパンガスだったら?
「立地も間取りも家賃も理想的!でもガスがプロパンだった…」というケース、実はよくあります。
その場合の判断ポイントは以下のとおりです。
- 家賃とガス代を合計したときに許容範囲かどうか
- 冬場の光熱費がどれくらいになるかシミュレーションする
- 入居前に管理会社や大家さんに「料金表を見せてもらう」
もし毎月のガス代が想定以上に高ければ、IHコンロを併用してガスの使用量を減らす などの工夫も有効です。
プロパンガスの節約効果とエネピレビュー
ここで、私自身が体験した「エネピ」を使った切り替えレビューをご紹介します。
我が家(4人家族/静岡県伊豆市)の例
- 切り替え前のガス代:月平均 約12,800円(年間 約153,600円)
- 切り替え後のガス代:月平均 約8,500円(年間 約102,000円)
- 節約効果:月4,300円、年間で51,600円も安くなりました!
5年間で考えると 約25万円以上の節約 になります。申し込みも簡単で、手続きはエネピがサポートしてくれたのでほとんど手間がかかりませんでした。
感想としては「もっと早く切り替えればよかった…」というのが正直なところです。プロパンガスを使っている方でも、事業者を変えるだけで大きな節約効果 を実感できるケースは多いです。
戸建てや分譲マンションでの判断ポイント
賃貸以外のケースでは、選択肢が広がります。
- 戸建て:都市ガスの本管が近くにあれば切り替え可能。ただし工事費は数十万円かかることもあるので、回収年数(何年で元が取れるか) を試算することが大切です。
- 分譲マンション:住民全体でガス契約が決まっているため、個別に切り替えるのは難しいケースが多いです。管理組合での合意形成が必要になることも。
このように、「賃貸=選べない」「戸建て=投資判断」「マンション=合意形成」 と整理すると、自分に合った判断がしやすくなります。
プロパンガスはやめとけ?総合判断の結論
ここまで「プロパンガスはやめとけ」と言われる理由や、都市ガスとの違いを見てきました。結論を整理すると、賃貸でのプロパンガスは 「料金面で不利になりやすいが、決して悪い選択肢ではない」 ということです。
プロパンガスが不利になりやすいポイント
- 入居者がガス会社を選べないため、割高な料金になりやすい
- 冬のガス代が高く、月2万円を超えることもある
- 都市ガスに比べて「節約の工夫」をしないと家計に響く
プロパンガスの見直し方・対策
- 家賃+光熱費の合計で物件を判断する
- 入居前に必ず「料金表」を確認する
- IH調理器や電気ケトルを活用してガス使用量を減らす
- 「エネピ」のような比較サービスで契約を見直す
実際に私の家庭でも、エネピを通じてガス会社を切り替えたことで、年間5万円以上の節約に成功しました。プロパンガスだからといって諦める必要はなく、工夫次第で十分にコストを抑えることが可能 です。
最後に
「プロパンガスはやめとけ」という言葉を鵜呑みにするのではなく、自分の生活スタイル・家賃・光熱費のバランスで総合判断することが大切 です。もし今の料金に不満を感じているなら、一度比較サービスでシミュレーションしてみてください。意外と大きな節約効果が見えてくるかもしれません。
プロパンガスに関するよくある質問(FAQ)
Q. 賃貸でIHコンロを使えばガス代は安くなりますか?
A. 調理分のガスを電気に置き換えることはできますが、お風呂や給湯はガスのまま なので影響は限定的です。ただし、電気代とのバランス次第では光熱費全体を抑えられることもあります。
Q. 冬のプロパンガス代はどのくらいかかりますか?
A. 一人暮らしでも冬は 6,000〜9,000円前後、ファミリー世帯では 月20,000円超 になることもあります。特にシャワーやお風呂の使用頻度が高い家庭では、冬の光熱費が大きな負担になる傾向があります。
Q. 入居前にガス代を確認する方法はありますか?
A. 管理会社や大家さんにお願いして、基本料金と従量単価の料金表を見せてもらう のが確実です。最近は「料金の事前明示」を推奨する動きもあるため、遠慮せずに確認しましょう。
Q. プロパンガスから都市ガスに切り替えられますか?
A. 戸建てであれば、近くに都市ガスの本管があれば切り替え可能です。ただし工事費が数十万円かかる場合もあるため、何年で元が取れるかをシミュレーション することが大切です。分譲マンションや賃貸では個人判断での切り替えは難しいことが多いです。
Q. プロパンガスの一番のメリットは何ですか?
A. 災害時の強さ です。都市ガスは地中管の点検に時間がかかる一方、プロパンガスはボンベを交換するだけで早く復旧できます。大規模災害が多い日本では、この安心感は大きなメリットです。
Q. 今のガス代が高いと感じたらどうすればいいですか?
A. まずは「エネピ」のようなサービスを利用して複数社の料金を比較してみましょう。実際に私もエネピを通じて契約を見直し、年間5万円以上の節約 に成功しました。手続きも簡単で、サポートが手厚いのも安心です。
都市ガスとプロパンガスの違いをまとめて比較
「プロパンガスはやめとけ」と言われる最大の理由は料金ですが、実は他にもいくつか違いがあります。視覚的にわかりやすいように表で整理しました。
項目 | 都市ガス | プロパンガス(LPガス) |
---|---|---|
主成分 | メタン | プロパン・ブタン |
料金水準 | 安い(LPの約半分〜2/3) | 高い(都市ガスの約1.7〜1.8倍) |
供給方法 | 地中のガス管から供給 | ボンベを配送・設置 |
初期工事費用 | 高い(配管工事が必要) | 低い(ボンベ設置のみ) |
災害時の復旧 | 遅い(管路点検に時間) | 早い(ボンベを交換すればOK) |
対応エリア | 都市部中心 | 全国どこでも利用可能 |
機器互換性 | 都市ガス専用機器が必要 | プロパン専用機器が必要 |
→ ポイント:日常的な使い勝手は同じでも、料金と災害時の対応で大きな違いがあります。
プロパンガス賃貸で後悔しないためのチェックリスト
賃貸を選ぶときに「プロパンガスしかない」物件を避けるのは難しい場合もあります。そんなときは以下のリストを確認してから判断するのがおすすめです。
- 家賃+光熱費のトータルでシミュレーションしたか?
- 管理会社や大家さんに料金表を確認したか?
- 冬場のガス代が家計にどれくらい影響するか想定したか?
- IHや電気ケトルなど「ガス代を減らす工夫」ができるか?
- 将来、都市ガスへの切り替えや事業者変更の余地があるか?
この5つをチェックすれば、「住んでから後悔した…」を防ぐことができます。
エネピを使った節約効果のイメージ
実際に私が体験した、エネピを経由した切り替えレビュー をもう一度整理します。
- 切り替え前:月平均 12,800円 → 年間 約153,600円
- 切り替え後:月平均 8,500円 → 年間 約102,000円
- 節約効果:年間 51,600円 → 5年で 258,000円
感想
「こんなに簡単にここまで安くなるなら、もっと早くやればよかった…」
申し込みも簡単で、サポートがしっかりしていたので手間もほとんどありませんでした。
→ プロパンガスのままでも、会社を選び直すだけで数十万円の節約 につながる可能性があります。
まとめと次の一歩:プロパンガスを賢く選ぶコツ
ここまで解説してきたように、「プロパンガスはやめとけ」と言われる背景には確かに理由があります。特に賃貸ではガス会社を選べず、料金が割高になりやすい構造的なデメリット があるためです。
しかし一方で、
- 災害時の復旧が早い
- 設置の自由度が高く、全国どこでも使える
- 工夫次第で料金を抑えられる
といったメリットも存在します。つまり重要なのは、「プロパン=悪」ではなく、自分の生活スタイルとコストのバランスで判断すること なのです。
今日からできるアクション
- 入居前に必ず「ガス料金表」を確認する
- 家賃と光熱費の合計でシミュレーションしてみる
- すでに住んでいるなら「エネピ」などの比較サービスで契約を見直す
- 冬場の使用量が増える時期は、節約テク(給湯温度の調整・シャワー時間短縮など)を試す
最後に
私自身、プロパンガスを使い続けて「冬の光熱費が本当にやばい…」と感じた経験があります。けれども、エネピを通じて契約を見直した結果、年間5万円以上の節約 に成功しました。
だからこそお伝えしたいのは、「プロパンガスだから仕方ない」と諦めなくてもいい ということです。
まずは一度、ご自身のガス代が適正かどうかをチェックしてみてください。ほんの少しの行動が、長期的には大きな節約につながります。
✅ プロパンガスの料金が高いと感じているなら、今すぐ「エネピ」でシミュレーションしてみましょう。思っている以上に大きな効果が見えてくるかもしれません。