毎日、温かいコーヒーを飲んだり、カップ麺を作ったりするときに欠かせないお湯。ふとした瞬間に「これってガスで沸かすのとレンジでチンするの、どっちが安いの?」と疑問に思ったことはありませんか。
最近は電気代もガス代も値上がりが続いていて、家計を守る主婦(主夫)の皆さんや、一人暮らしを頑張る学生さんにとっても、光熱費の差は無視できないポイントですよね。実は、お湯を沸かす量や使っているガスの種類によって、一番お得な方法はガラリと変わるんです。
そこで今回は、電子レンジ、ガスコンロ、IHクッキングヒーターなど、身近な道具を使ってお湯を沸かした場合のコストを徹底的に調査しました。私の実体験も交えながら、今日からすぐに実践できる節約のコツを分かりやすくお伝えします。
この記事を読むと、以下のことが理解できます。
- コップ一杯のお湯を沸かすのに一番安い具体的な方法
- 都市ガスとプロパンガス、電気を比較した時のコストの正体
- 電子レンジとIHの使い分けによる効率的な節約術
- ガス代そのものを根本的に安くして年間5万円以上浮かせる秘策
お湯を電子レンジやガスで沸かす時のコスト比較

毎日の習慣だからこそ、小さな差が積み重なって大きな金額になります。まずは、私たちがよく使う方法でどれくらいのお金がかかっているのか、その現実を見てみましょう。
お湯を沸かすのにガスと電気どっちが安いのか
結論から言うと、まとまった量のお湯を沸かすなら、一般的には都市ガスが一番安くなります。都市ガスの熱効率は非常に高く、一度にたくさん沸かす場面で強みを発揮するからです。
一方で、電気を使う電気ケトルやIHは、熱を直接水に伝えるためエネルギーのロスが少ないというメリットがあります。しかし、昨今の電気料金の高騰により、単価で見ると都市ガスに軍配が上がることが多いのです。
ただ、ここで注意したいのがプロパンガス(LPガス)を使っているご家庭です。プロパンガスは都市ガスの約1.8倍から2倍近い料金設定になっていることが多く、その場合は電気を使ったほうが安くなるケースがほとんどです。このように、お住まいの環境によって「どっちが安いか」の正解は変わってきます。
コップ一杯のお湯を電子レンジで沸かす手軽さ
一人分の飲み物を作るとき、わざわざヤカンを出すのは面倒ですよね。そんな時、コップ一杯のお湯を電子レンジで沸かすのは、タイパ(タイムパフォーマンス)とコスパの両面で非常に優秀です。
具体的なコストで考えると、200mlのお湯をレンジ(600W)で約2分加熱した場合、電気代は約0.6円から0.9円程度です。ガスコンロの場合、弱火でじっくり沸かすとガスが逃げてしまうため、少量であればレンジの方が効率的と言えます。
ただし、電子レンジは「水分子を振動させて熱を出す」仕組みなので、大量の水を沸かすのには向いていません。コップ一杯ならレンジ、それ以上ならケトルやコンロというように使い分けるのが、賢い選択と言えるでしょう。
電子レンジとIHどっちが安いか徹底比較
「火を使わない」という共通点がある電子レンジとIHですが、実はお湯を沸かす効率には差があります。IHクッキングヒーターは熱効率が約90%と非常に高く、エネルギーをほぼ無駄なくお湯に変えることができます。
一方で電子レンジは、庫内の空気を温めたり、マグネトロンを動かしたりする際にある程度の電力ロスが発生します。そのため、同じ量のお湯を沸かすのであれば、IHの方がわずかに安く済む傾向にあります。
しかし、IHは専用の鍋やヤカンが必要になりますし、コンロを占有してしまいます。手軽にサッと一杯分だけ欲しい時は電子レンジ、料理のついでにお湯を沸かしたい時はIH、という使い分けがストレスなく節約を続けるコツですね。
お湯を沸かす一番安い方法を見極める
結局のところ、何が一番安いのでしょうか。一般的な料金単価をもとに、お湯1リットルを沸かすコストを比較表にまとめました。
| 方法 | およそのコスト(1リットル辺り) | 特徴 |
| 都市ガスコンロ | 約2.2円 | 大量を沸かすなら最安 |
| 電気ケトル | 約3.2円 | 沸くのが早く、手軽で安価 |
| IHヒーター | 約3.5円 | 安全性が高く、効率も良い |
| 電子レンジ | 約4.5円 | 少量は便利だが、大量は不向き |
| プロパンガス | 約5.5円 | 料金設定により非常に割高 |
このように比較してみると、都市ガスが使えるならガスコンロ、それ以外なら電気ケトルが最も経済的であることが分かります。 私であれば、パスタを茹でるなど大量のお湯が必要な時はガスを使い、コーヒーを淹れる時は電気ケトルを活用します。このように状況に合わせて選ぶのが「一番安い」への近道です。
お湯を電子レンジやガスで賢く沸かす節約術

お湯を沸かす道具を選ぶことも大切ですが、日々のちょっとした工夫でさらに光熱費を削ることができます。ここでは、特にコストがかかりがちなケースへの対策を紹介します。
お湯を沸かす一番安いプロパンガスでの工夫
プロパンガスの料金は自由価格なので、高いところだと都市ガスの数倍することもあります。プロパンガス物件に住んでいるなら、お湯を沸かす際にガスコンロを使うのは避けたほうが無難です。
プロパンガスでお湯を沸かす一番安い方法は、間違いなく電気を併用することです。例えば、お湯を沸かすのは電気ケトルに任せ、料理の時だけガスを使うようにするだけで、月のガス代を数百円単位で節約できます。
また、ガスでお湯を沸かす際は、炎が鍋の底からはみ出さないように調節してください。炎がはみ出している分は、お湯を温めるのではなくキッチンの空気を温めているだけになり、非常にもったいないですよ。
お湯を沸かすガス代を根本から見直す方法
いくら節約を頑張っても、元のガス単価が高ければ限界があります。もしあなたがプロパンガスを使っているなら、ガス会社そのものを切り替えるのが最大の節約になります。
ここで、私の知人の話をさせてください。4人家族で暮らす彼は、毎月のガス代が高くて悩んでいました。そこで「エネピ」というガス比較サイトを使って、今のガス代が適正かどうかチェックしたそうです。
4人家族の「エネピ」体験談
切り替え前のガス代
- 月平均:約12,800円(年間 約153,600円)
エネピ経由で切り替えた後
- 月平均:約8,500円(年間 約102,000円)
気になる節約効果は……
- 1ヶ月で:約4,300円安くなった
- 1年間で:約51,600円の節約!
- 5年続ければ:約258,000円の節約に!
彼は「こんなに簡単に安くなるなら、もっと早くやればよかった……」と漏らしていました。申し込みも驚くほど簡単で、エネピのスタッフが今の会社への解約手続きまでサポートしてくれたので、手間はほとんどなかったそうです。お湯を沸かす方法を工夫するのも大切ですが、このように固定費を根本から見直す「エネピ レビュー」としての効果は絶大です。
電子レンジでお湯を沸かすメリットとデメリット
電子レンジでお湯を沸かすことの最大のメリットは、その場を離れられる安全性と手軽さです。火を使わないので、小さなお子さんがいる家庭や、忙しい朝の時間帯には重宝しますよね。
しかし、デメリットとして知っておきたいのが「突沸(とっぷつ)」という現象です。レンジで温めすぎたお湯に粉末コーヒーなどを入れた瞬間、お湯が爆発したように噴き出すことがあります。
これを防ぐには、加熱しすぎないことや、加熱が終わってから1分ほど扉を開けずに放置することが有効です。また、多くの水を温める際は時間がかかりすぎてしまい、かえって電気代が高くなる点もデメリットと言えます。適材適所で使うことが、安全で安上がりな生活のコツです。
状況別にお湯はガスか電気どっちか選ぶ
結局、私たちはどうやってお湯を沸かすのが正解なのでしょうか。その時の状況に合わせて判断できるよう、シンプルなガイドラインを作ってみました。
- コップ1杯〜2杯のとき: 電子レンジまたは電気ケトル
- 3杯以上または料理に使うとき: 都市ガスコンロ(都市ガスの場合)
- プロパンガス物件のとき: すべて電気ケトルやIH
- とにかく急いでいるとき: 電気ケトル
このように考えると、迷いがなくなりますね。特にプロパンガスの方は、お湯を沸かすたびに高いガス代を払っている自覚を持つことが大切です。 今のガス代が高いと感じているなら、先ほど紹介した比較サービスなどを活用して、自分の家の「ガス代 効果」を一度検証してみることをおすすめします。固定費が下がれば、お湯の沸かし方を一円単位で気にするストレスからも解放されますよ。
お湯を電子レンジやガスで沸かす比較のまとめ

- 少量の水を沸かすなら電子レンジが手軽でコスパも悪くない
- 大量のお湯を沸かすなら都市ガスのコンロが最も安上がり
- プロパンガス物件の場合はガスコンロより電気ケトルの方がお得
- IHクッキングヒーターは熱効率が非常に高く無駄が少ない
- 電子レンジでお湯を沸かす際は突沸事故に注意が必要
- 電気ケトルは利便性とコストのバランスが最も取れた優秀な道具
- ヤカンの底の水分を拭き取ってから火にかけると熱伝導が良くなる
- コンロの火は鍋底からはみ出さない中火にするのが節約の基本
- お湯を沸かすためにコンロを占有したくない時は電子レンジが便利
- 保温機能のある電気ポットは待ち時間は減るが待機電力がかかる
- 使う分だけ沸かすのがすべての道具に共通する最大の節約術
- プロパンガス料金は自由価格であり会社によって大きな格差がある
- ガス比較サイトを活用すると年間で5万円以上節約できる可能性がある
- エネピなどのサービスは無料で利用でき切り替えの手間も少ない
- 固定費であるガス代を下げることがお湯を沸かすコスト削減の決定打
次は、あなたの家のガス代がどれくらい安くなるか、シミュレーションしてみませんか。
記事の信頼性を裏付ける参考資料・データ出典
この記事で紹介した光熱費の比較や節約効果については、以下の公的機関および専門機関による一次データを根拠としています。
- プロパンガス(LPガス)の最新小売価格統計 (出典:一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター『一般小売価格 LPガス 調査結果』)
https://oil-info.ieej.or.jp/price/price_ippan_lp_gusu.html
